主に話されている国・地域 | インド、ネパール、並びにインド系移民が多く暮らすフィジー、モーリシャス、トリニダード・トバゴなど |
言語系統 | 新期インド・アーリヤ派の言語 |
ヒンディー語の魅力 | 2011年に行われたインド国勢調査の補正値では、現在、インドの総人口は13憶数千万に達しているといわれています。そのなかで、ヒンディー語を家庭内で用いる人の数は、5億人を越えるとされます。パーキスターンの国家語であるウルドゥー語は、書記文字を別にすれば、ヒンディー語と文法構造を同じくし、音声レベルでの意思疎通には、何の障壁もありません。ヒンディー語は、デーヴァナーガリー文字で書かれますが、この文字体系は、他のインド文字やチベット文字、さらにビルマ語、タイ語、カンボジア語などの書記に使われる文字と起源を同じくします。つまり、ヒンディー語を学ぶことは、広大な世界へのパスポートになりうるのです。 |